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新電力ランキング(2025年5月供給実績) TOP100

2025年5月供給実績ランキング(2025年9月5日発表)

2025年5月の小売電気事業者による供給実績ランキングをご紹介します。5月はゴールデンウィークを含む季節であり、全国的に電力需要が比較的落ち着く時期です。冷暖房の使用が減少する一方で、法人需要や商業施設の稼働により特定のエリアでは需要が底堅く推移しました。そのため、特別高圧・高圧分野では依然として大手企業が安定したシェアを維持しつつ、低圧部門では地域密着型の新電力が健闘するなど、各社の特色が表れた結果となっています。今月も、家庭向け・法人向けの両面で新たな動きを見せるランキングに注目です。

総合供給実績TOP100

2025年5月時点で供給実績のある全国の小売電気事業者は 508社登録されています。本ページでは、その中から 特別高圧・高圧・低圧のすべてを合算した「総合供給実績」上位100社(TOP100) をランキング形式でご紹介します。

順位小売電気事業者名総合実績
(単位:1,000kWh)
1東京ガス株式会社875,317
2株式会社エネット725,648
3丸紅新電力株式会社563,256
4大阪瓦斯株式会社494,248
5ENEOS Power株式会社460,406
6株式会社CDエナジーダイレクト445,139
7ミツウロコグリーンエネルギー株式会社417,988
8日本テクノ株式会社346,418
9株式会社ハルエネ333,252
10SBパワー株式会社319,771
11株式会社U-POWER302,868
12auエネルギー&ライフ株式会社260,567
13九電ネクスト株式会社234,572
14株式会社関電エネルギーソリューション223,246
15住友商事株式会社212,247
16NTTアノードエナジー株式会社178,489
17エバーグリーン・マーケティング株式会社170,923
18東邦ガス株式会社166,427
19デジタルグリッド株式会社166,367
20サミットエナジー株式会社163,832
21出光興産株式会社132,594
22大和ハウス工業株式会社127,806
23株式会社グローバルエンジニアリング123,260
24しろくま電力株式会社105,258
25HTBエナジー株式会社101,432
26株式会社FPS96,976
27バンプーパワートレーディング合同会社95,842
28ゼロワットパワー株式会社95,375
29株式会社エナリス・パワー・マーケティング94,287
30日本瓦斯株式会社(東京)93,393
31MCリテールエナジー㈱85,236
32株式会社Looop80,987
33シン・エナジー株式会社79,479
34楽天モバイル株式会社73,980
35日鉄エンジニアリング株式会社73,372
36株式会社エネワンでんき72,582
37アーバンエナジー株式会社71,960
38コスモエネルギーソリューションズ株式会社70,435
39株式会社PinT68,222
40北海道瓦斯株式会社66,607
41TGオクトパスエナジー株式会社63,954
42株式会社ストエネ62,411
43株式会社東急パワーサプライ59,149
44株式会社リミックスポイント57,642
45エバーグリーン・リテイリング株式会社52,338
46リコージャパン株式会社50,700
47全農エネルギー株式会社49,551
48旭化成株式会社46,320
49北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社45,798
50エフビットコミュニケーションズ株式会社44,905
51Q.ENESTでんき株式会社44,129
52株式会社オプテージ43,069
53株式会社JERA Cross42,323
54エネサーブ株式会社42,021
55王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社41,955
56株式会社グリムスパワー41,096
57株式会社UPDATER40,980
58オリックス株式会社39,737
59Japan電力株式会社36,953
60京葉瓦斯株式会社36,825
61香川電力株式会社36,642
62株式会社地球クラブ36,294
63電源開発株式会社36,069
64西部瓦斯株式会社35,341
65株式会社エコログ33,740
66レジル株式会社32,931
67静岡ガス&パワー株式会社32,771
68株式会社アット東京32,624
69鈴与電力株式会社31,141
70株式会社沖縄ガスニューパワー29,376
71TERA Energy株式会社28,650
72株式会社UPX27,739
73株式会社エフエネ26,575
74株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ26,470
75株式会社V-Power26,373
76鈴与商事株式会社26,178
77株式会社イーネットワークシステムズ26,169
78ダイヤモンドパワー株式会社26,003
79サーラeエナジー株式会社25,179
80伊藤忠エネクス株式会社25,022
81株式会社リエネ24,523
82パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社24,125
83中央電力エナジー株式会社23,965
84株式会社東名23,877
85NFパワーサービス株式会社23,833
86株式会社地域創生ホールディングス23,606
87岐阜電力株式会社23,547
88株式会社JNCパワー22,833
89株式会社フォーバルテレコム21,698
90新エネルギー開発株式会社21,303
91東北電力フロンティア株式会社21,038
92株式会社北九州パワー19,597
93大塚ビジネスサポート株式会社19,477
94スマートエコエナジー株式会社18,763
95アストマックス株式会社18,372
96MGCエネルギー株式会社16,506
97イーレックス株式会社16,123
98一般社団法人東北自動車産業グリーンエネルギー普及協会15,917
99東京エコサービス株式会社15,375
100伊藤忠商事株式会社14,477
2025年5月総合実績 供給実績(対象508社)

総合実績 上位企業の動向

  • 1位 東京ガス株式会社
    4月:1,149,500 → 5月:875,317(▲274,183)
    大幅に減少しましたが首位は堅持。季節要因により家庭用・業務用の需要が落ち着いたことが影響したと考えられます。
  • 2位 株式会社エネット
    4月:682,481 → 5月:725,648(+43,167)
    数少ない増加組。特別高圧・高圧分野での法人需要が底堅く、供給量を伸ばしました。
  • 3位 丸紅新電力株式会社
    4月:536,585 → 5月:563,256(+26,671)
    高圧分野での強みを発揮し、前月4位から3位に浮上しました。
  • 4位 大阪瓦斯株式会社
    4月:537,438 → 5月:494,248(▲43,190)
    3位から4位へ後退。家庭用中心の需要が落ち着き、供給量も減少しました。
  • 5位 ENEOS Power株式会社
    4月:533,852 → 5月:460,406(▲73,446)
    大きく減少しつつも5位を維持。産業需要の変動が影響したと見られます。

総合実績ランキング全体の傾向

  • 法人需要を主体とするエネット・丸紅新電力がシェアを拡大。
  • 家庭用需要に依存する事業者は軒並み減少し、順位変動が目立ちました。
  • 総合的には「春先の需要減少」が如実に表れた月となっています。

特別高圧TOP100

2025年5月時点で、特別高圧電力の供給実績がある新電力会社147社 の中から、供給量に基づいて 上位100社を厳選し、ランキング形式でご紹介 します。

「特別高圧」とは、供給電圧20,000V以上・契約電力2,000kW以上 の大口電力契約を指し、主に 工場、大規模商業施設、産業インフラ など高い電力需要を持つ事業所で利用される電力メニューです。

順位小売電気事業者名特別高圧
(単位:1,000kWh)
1株式会社エネット282,494
2株式会社CDエナジーダイレクト207,032
3丸紅新電力株式会社188,275
4東京ガス株式会社89,199
5株式会社グローバルエンジニアリング84,567
6サミットエナジー株式会社84,520
7ENEOS Power株式会社75,792
8株式会社U-POWER59,437
9ゼロワットパワー株式会社54,602
10株式会社関電エネルギーソリューション50,423
11九電ネクスト株式会社49,852
12大阪瓦斯株式会社48,743
13ミツウロコグリーンエネルギー株式会社41,788
14日鉄エンジニアリング株式会社41,765
15株式会社FPS39,432
16電源開発株式会社35,625
17エバーグリーン・マーケティング株式会社35,345
18デジタルグリッド株式会社35,213
19旭化成株式会社33,872
20株式会社アット東京32,624
21出光興産株式会社32,363
22香川電力株式会社24,146
23MCリテールエナジー㈱24,062
24株式会社JNCパワー22,833
25ダイヤモンドパワー株式会社20,013
26バンプーパワートレーディング合同会社18,318
27アーバンエナジー株式会社16,586
28イーレックス株式会社16,110
29パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社15,639
30一般社団法人東北自動車産業グリーンエネルギー普及協会14,079
31しろくま電力株式会社12,867
32MGCエネルギー株式会社12,614
33株式会社JERA Cross12,442
34大塚ビジネスサポート株式会社10,360
35TERA Energy株式会社10,294
36株式会社UPDATER10,259
37三井物産株式会社9,786
38株式会社ハルエネ9,495
39株式会社東急パワーサプライ8,929
40株式会社リエネ8,582
41コスモエネルギーソリューションズ株式会社7,623
42北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社7,461
43株式会社エフオン6,994
44荏原環境プラント株式会社6,915
45TOPPANホールディングス株式会社6,303
46株式会社エナリス・パワー・マーケティング6,226
47旭化成水力テクノサービス㈱5,132
48伊藤忠エネクス株式会社5,042
49株式会社フォレストパワー4,983
50株式会社北九州パワー4,884
51カワサキグリーンエナジー株式会社4,780
52鈴与商事株式会社4,594
53鈴与電力株式会社4,592
54東邦ガス株式会社4,319
55東日本旅客鉄道株式会社4,306
56京セラ株式会社4,298
57北海道瓦斯株式会社4,270
58エネサーブ株式会社4,194
59TGオクトパスエナジー株式会社4,155
60大和ハウス工業株式会社3,948
61スマートエコエナジー株式会社3,879
62レジル株式会社3,862
63王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社3,861
64カナデビア株式会社3,608
65SBパワー株式会社3,475
66Q.ENESTでんき株式会社3,417
67株式会社エネ・ビジョン3,301
68株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント3,280
69王子製紙株式会社3,000
70日本エネルギー総合システム株式会社2,950
71株式会社Looop2,841
72NFパワーサービス株式会社2,784
73オリックス株式会社2,669
74福山未来エナジー株式会社2,529
75RE100電力株式会社2,373
76株式会社IQg2,259
77株式会社JR東日本商事2,139
78株式会社Flying Duck2,108
79リエスパワー株式会社2,095
80株式会社日本海水2,072
81穂の国とよはし電力株式会社2,004
82リエスパワーネクスト株式会社1,986
83株式会社ユーラスグリーンエナジー1,833
84三井不動産TGスマートエナジー株式会社1,775
85日本テクノ株式会社1,667
86株式会社エコログ1,592
87伊藤忠商事株式会社1,570
88株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス1,523
89テス・エンジニアリング株式会社1,439
90株式会社エネファント1,411
91株式会社リミックスポイント1,350
92ヒューリックプロパティソリューション株式会社1,339
93株式会社タクマエナジー1,299
94MCPD株式会社1,134
95東京エコサービス株式会社1,111
96エフビットコミュニケーションズ株式会社1,089
97ゆきぐに新電力株式会社1,047
98森の電力株式会社1,021
99株式会社パワーエックス1,014
100株式会社おおた電力969
2025年5月特別高圧 供給実績(対象147社)

5月は特別高圧の需要が底堅く、上位勢の多くが増加。とくに法人・産業向けに強い事業者で伸びが目立ちました(単位:1,000kWh)。

特別高圧 上位5社の供給量比較

  • 1位 エネット:232,574 → 282,494(+49,920 / +21.5%)
  • 2位 CDエナジーダイレクト:201,080 → 207,032(+5,952 / +3.0%)
  • 3位 丸紅新電力:174,222 → 188,275(+14,053 / +8.1%)
  • 4位 東京ガス:81,708 → 89,199(+7,491 / +9.2%)
  • 5位 グローバルエンジニアリング:71,950 → 84,567(+12,617 / +17.5%)

特別高圧 供給量の増加が大きかった主な事業者(上位)

  • エネット:+49,920
  • 香川電力:8,431 → 24,146(+15,715 / +186.4%)
  • 丸紅新電力:+14,053
  • グローバルエンジニアリング:+12,617
  • 出光興産:22,889 → 32,363(+9,474 / +41.4%)
  • 大阪ガス:39,752 → 48,743(+8,991 / +22.6%)
  • 東京ガス:+7,491
  • サミットエナジー:+7,320
  • JNCパワー:15,920 → 22,833(+6,913 / +43.4%)
  • CDエナジーD:+5,952

特別高圧 供給量の減少が目立った事業者

  • 関電エネルギーソリューション:55,295 → 50,423(▲4,872 / ▲8.8%)
  • 旭化成:36,901 → 33,872(▲3,029 / ▲8.2%)
  • アーバンエナジー:19,608 → 16,586(▲3,022 / ▲15.4%)
  • 北陸電力ビズ・エナジーソリューション:9,511 → 7,461(▲2,050 / ▲21.6%)
  • デジタルグリッド:37,090 → 35,213(▲1,877 / ▲5.1%)

特別高圧ランキングの入れ替わり

  • 新規ランクイン(5月):TGオクトパスエナジー、リエスパワー、エコログ、リミックスポイント
  • ランク外へ(4月→5月):シナネン、イーセル、新出光、青森県民エナジー

高圧電力TOP100

2025年5月時点で、高圧電力の供給実績が確認された新電力会社437社 の中から、供給量の多い 上位100社をランキング形式 で掲載しています。

「高圧電力」とは、供給電圧6,000V以上・契約電力50kW超〜2,000kW以下 に区分される契約形態で、主に オフィスビル、病院、中小規模の工場や商業施設 といった法人需要家に多く利用されています。

順位小売電気事業者名高圧電力
(単位:1,000kWh)
1株式会社エネット406,667
2丸紅新電力株式会社367,026
3日本テクノ株式会社344,520
4ミツウロコグリーンエネルギー株式会社289,573
5株式会社U-POWER209,448
6九電ネクスト株式会社176,924
7株式会社関電エネルギーソリューション172,824
8ENEOS Power株式会社168,171
9株式会社CDエナジーダイレクト139,136
10エバーグリーン・マーケティング株式会社135,578
11デジタルグリッド株式会社131,081
12株式会社ハルエネ110,956
13しろくま電力株式会社90,154
14株式会社エナリス・パワー・マーケティング84,256
15バンプーパワートレーディング合同会社77,523
16サミットエナジー株式会社72,969
17出光興産株式会社65,604
18大和ハウス工業株式会社58,415
19株式会社FPS57,544
20アーバンエナジー株式会社55,364
21MCリテールエナジー㈱52,712
22コスモエネルギーソリューションズ株式会社48,765
23HTBエナジー株式会社47,953
24株式会社リミックスポイント45,207
25ゼロワットパワー株式会社40,719
26リコージャパン株式会社39,131
27北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社38,337
28株式会社グローバルエンジニアリング37,444
29王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社37,072
30オリックス株式会社37,068
31エフビットコミュニケーションズ株式会社31,616
32日鉄エンジニアリング株式会社31,607
33エネサーブ株式会社31,042
34シン・エナジー株式会社30,998
35東京ガス株式会社29,794
36株式会社地球クラブ28,739
37鈴与電力株式会社26,516
38レジル株式会社26,414
39全農エネルギー株式会社26,182
40株式会社V-Power26,070
41株式会社UPDATER24,297
42中央電力エナジー株式会社23,238
43東邦ガス株式会社22,786
44岐阜電力株式会社21,746
45NFパワーサービス株式会社19,920
46伊藤忠エネクス株式会社19,627
47Q.ENESTでんき株式会社19,186
48大阪瓦斯株式会社18,476
49アストマックス株式会社18,187
50株式会社JERA Cross18,182
51株式会社UPX17,070
52TERA Energy株式会社16,619
53鈴与商事株式会社16,036
54株式会社リエネ15,940
55スマートエコエナジー株式会社14,851
56東京エコサービス株式会社14,264
57株式会社北九州パワー14,176
58株式会社グリムスパワー13,406
59伊藤忠商事株式会社12,907
60株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス12,022
61株式会社東急パワーサプライ11,941
62株式会社トヨタエナジーソリューションズ11,629
63京葉瓦斯株式会社10,935
64株式会社エコログ10,909
65Japan電力株式会社10,230
66静岡ガス&パワー株式会社10,216
67株式会社イーネットワークシステムズ10,081
68カナデビア株式会社9,892
69UNIVERGY株式会社9,823
70RE100電力株式会社9,702
71株式会社沖縄ガスニューパワー9,547
72株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ9,534
73香川電力株式会社9,492
74大塚ビジネスサポート株式会社9,117
75青森県民エナジー株式会社8,897
76株式会社サニックス資源開発グループ8,847
77株式会社藤田商店8,672
78日本エネルギー総合システム株式会社8,542
79パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社8,182
80虎ノ門エネルギーネットワーク(株)8,179
81新電力新潟株式会社8,089
82株式会社エネファント7,848
83リエスパワー株式会社7,619
84新エネルギー開発株式会社7,545
85株式会社エフオン7,251
86荏原環境プラント株式会社7,170
87株式会社ファラデー6,831
88ヒューリックプロパティソリューション株式会社6,747
89六本木エネルギーサービス株式会社6,431
90北海道瓦斯株式会社6,404
91SustainableEnergy株式会社6,342
92リエスパワーネクスト株式会社6,331
93株式会社イーセル6,018
94株式会社ファミリーネット・ジャパン5,930
95ダイヤモンドパワー株式会社5,838
96サーラeエナジー株式会社5,651
97株式会社さくら新電力5,454
98株式会社クリーンエネルギー総合研究所5,413
99日本エネルギーファーム株式会社5,315
100株式会社タケエイでんき5,062
2025年5月 高圧電力 供給実績(対象437社)

5月の高圧は、上位では丸紅新電力とU-POWERがしっかり増加。一方で関電エネルギーソリューション・九電ネクストなど一部の大口系は調整が入り、中位〜下位での入れ替わりも発生しました。全体としては、法人需要の強弱がそのまま各社の明暗を分けた形です。

高圧電力 上位5社の供給量比較(単位:1,000kWh)

  • エネット:404,279 → 406,667(+2,388 / +0.59%)
  • 丸紅新電力:353,343 → 367,026(+13,683 / +3.87%)
  • 日本テクノ:358,448 → 344,520(▲13,928 / ▲3.89%)
  • ミツウロコグリーンエネルギー:290,099 → 289,573(▲526 / ▲0.18%)
  • U-POWER:199,533 → 209,448(+9,915 / +4.97%)

高圧電力 供給量の増加が大きかった主な事業者(上位)

  • 丸紅新電力:+13,683(353,343 → 367,026、+3.87%)
  • JERA Cross:+10,558(7,624 → 18,182、+138.48%)
  • U-POWER:+9,915(199,533 → 209,448、+4.97%)
  • アーバンエナジー:+8,988(46,376 → 55,364、+19.38%)
  • しろくま電力:+8,980(81,174 → 90,154、+11.06%)
  • 北陸電力ビズ・エナジーソリューション:+5,644(32,693 → 38,337、+17.26%)
  • バンプーパワートレーディング:+5,344(72,179 → 77,523、+7.40%)
  • エバーグリーン・マーケティング:+5,261(130,317 → 135,578、+4.04%)
  • ハルエネ:+5,176(105,780 → 110,956、+4.89%)
  • Q.ENESTでんき:+4,930(14,256 → 19,186、+34.58%)

高圧電力 供給量の減少が目立った事業者

  • 関電エネルギーソリューション:▲39,674(212,498 → 172,824、▲18.67%)
  • 九電ネクスト:▲28,234(205,158 → 176,924、▲13.76%)
  • デジタルグリッド:▲15,369(146,450 → 131,081、▲10.49%)
  • 日本テクノ:▲13,928(358,448 → 344,520、▲3.89%)
  • ENEOS Power:▲10,422(178,593 → 168,171、▲5.84%)
  • 日本エネルギー総合システム:▲6,788(15,330 → 8,542、▲44.28%)
  • 大和ハウス工業:▲4,491(62,906 → 58,415、▲7.14%)
  • リコージャパン:▲4,047(43,178 → 39,131、▲9.37%)
  • オリックス:▲3,843(40,911 → 37,068、▲9.39%)
  • UPX:▲3,586(20,656 → 17,070、▲17.36%)

高圧電力 ランキングの入れ替わり

  • 新規ランクイン(5月に入って4月から不在)
    • 青森県民エナジー、クリーンエネルギー総合研究所、タケエイでんき
  • ランク外へ(4月には在籍、5月は外れ)
    • シナネン、新出光、JTBコミュニケーションデザイン

低圧電力TOP100

2025年5月時点で、低圧電力を供給している新電力会社は全国で411社 にのぼり、家庭・飲食店・小規模オフィスなど、幅広い利用者が自分に合った電力会社を自由に選べる環境が整っています。

低圧電力 とは、供給電圧200V以下・契約電力50kW以下の契約区分を指し、主に 一般家庭や小規模事業者 を対象とした電力メニューです。用途に応じて、照明や家電向けの 「電灯契約」 と、業務用機器やエアコン・厨房設備などを稼働させる 「動力契約」 の2種類に分けられています。

順位小売電気事業者名低圧電力計
(単位:1,000kWh)
1東京ガス株式会社756,324
2大阪瓦斯株式会社427,029
3SBパワー株式会社314,516
4auエネルギー&ライフ株式会社260,567
5ENEOS Power株式会社216,443
6株式会社ハルエネ212,801
7住友商事株式会社212,247
8NTTアノードエナジー株式会社178,489
9東邦ガス株式会社139,322
10株式会社CDエナジーダイレクト98,972
11日本瓦斯株式会社(東京)92,616
12ミツウロコグリーンエネルギー株式会社86,627
13株式会社Looop75,275
14楽天モバイル株式会社73,827
15株式会社エネワンでんき68,853
16株式会社PinT68,222
17大和ハウス工業株式会社65,443
18株式会社ストエネ62,411
19TGオクトパスエナジー株式会社58,143
20北海道瓦斯株式会社55,934
21HTBエナジー株式会社52,932
22エバーグリーン・リテイリング株式会社52,338
23シン・エナジー株式会社47,640
24株式会社オプテージ43,069
25株式会社東急パワーサプライ38,279
26株式会社エネット36,487
27出光興産株式会社34,627
28株式会社U-POWER33,983
29西部瓦斯株式会社33,959
30株式会社グリムスパワー27,689
31Japan電力株式会社26,723
32株式会社エフエネ26,344
33京葉瓦斯株式会社25,890
34株式会社東名23,870
35全農エネルギー株式会社23,369
36静岡ガス&パワー株式会社22,110
37株式会社地域創生ホールディングス21,666
38Q.ENESTでんき株式会社21,526
39株式会社フォーバルテレコム21,378
40株式会社エコログ21,239
41東北電力フロンティア株式会社21,038
42サーラeエナジー株式会社19,528
43株式会社沖縄ガスニューパワー19,049
44株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ16,852
45株式会社イーネットワークシステムズ16,088
46コスモエネルギーソリューションズ株式会社14,047
47新エネルギー開発株式会社13,468
48株式会社エネクスライフサービス12,993
49ティーダッシュ合同会社12,722
50エフビットコミュニケーションズ株式会社12,200
51株式会社JERA Cross11,698
52リコージャパン株式会社11,294
53株式会社リミックスポイント11,085
54旭化成株式会社10,704
55株式会社 NEXT ONE10,455
56株式会社UPX10,425
57株式会社テラス9,844
58株式会社アースインフィニティ9,583
59アストモスエネルギー株式会社9,227
60MCリテールエナジー㈱8,461
61株式会社エクスゲート8,093
62丸紅新電力株式会社7,955
63株式会社 パルシステム電力7,916
64九電ネクスト株式会社7,797
65株式会社地球クラブ7,555
66生活協同組合コープこうべ7,307
67株式会社ジェイコム札幌7,212
68株式会社エネアーク関西7,078
69エネサーブ株式会社6,785
70株式会社UPDATER6,424
71サミットエナジー株式会社6,343
72株式会社中海テレビ放送5,856
73株式会社Qvou5,592
74鈴与商事株式会社5,548
75株式会社リージョン5,307
76日本瓦斯株式会社5,130
77須賀川瓦斯株式会社5,087
78株式会社LIXIL TEPCO スマートパートナーズ4,935
79ミライフ株式会社4,762
80九州エナジー株式会社4,663
81北日本石油株式会社4,588
82株式会社生活クラブエナジー4,461
83ミライフ東日本株式会社4,349
84長崎地域電力株式会社4,256
85株式会社シグナストラスト4,090
86つばさでんき株式会社3,905
87新電力おおいた株式会社3,848
88株式会社オカモト3,837
89株式会社エナリス・パワー・マーケティング3,805
90大多喜ガス株式会社3,790
91奈良電力株式会社3,530
92ネクストパワーやまと株式会社3,475
93イワタニ関東株式会社3,306
94大東ガス株式会社3,149
95大一ガス株式会社3,051
96香川電力株式会社3,004
97T&Tエナジー株式会社2,785
98コープ電力株式会社2,756
99レジル株式会社2,655
100ホームタウンエナジー2,394
2025年5月 低圧電力 供給実績(411社)

低圧電力 上位5社の供給量比較(単位:1,000kWh)

  • 東京ガス:1,037,615 → 756,324(-281,291 / -27.1%)
  • 大阪ガス:481,136 → 427,029(-54,107 / -11.2%)
  • SBパワー:392,828 → 314,516(-78,312 / -19.9%)
  • auエネルギー&ライフ:322,386 → 260,567(-61,819 / -19.2%)
  • ENEOS Power:284,909 → 216,443(-68,466 / -24.0%)

上位5社はいずれも前月比マイナス。GWを含む季節要因で家庭向け需要が一段落した影響が色濃く出ました。

低圧電力 供給量の増加が大きかった主な事業者(上位)

  • 沖縄ガスニューパワー:15,831 → 19,049(+3,218 / +20.3%)
  • シン・エナジー:46,634 → 47,640(+1,006 / +2.2%)
  • つばさでんき:3,856 → 3,905(+49 / +1.3%)

増加はごく一部にとどまり、全体としては縮小基調。

低圧電力 供給量の減少が目立った事業者

  • 東京ガス:1,037,615 → 756,324(-281,291 / -27.1%)
  • SBパワー:392,828 → 314,516(-78,312 / -19.9%)
  • 住友商事:282,887 → 212,247(-70,640 / -25.0%)
  • ENEOS Power:284,909 → 216,443(-68,466 / -24.0%)
  • auエネルギー&ライフ:322,386 → 260,567(-61,819 / -19.2%)
  • 大阪ガス:481,136 → 427,029(-54,107 / -11.2%)
  • 日本瓦斯(東京):129,384 → 92,616(-36,768 / -28.4%)
  • CDエナジー・ダイレクト:130,899 → 98,972(-31,927 / -24.4%)
  • NTTアノードエナジー:209,031 → 178,489(-30,542 / -14.6%)
  • ハルエネ:242,689 → 212,801(-29,888 / -12.3%)

低圧電力ランキングの入れ替わり(主な動き)【低圧・4月→5月】

新規TOP100入り(5社)

  • 株式会社JERA Cross(51位)
  • 株式会社リージョン(75位)
  • 九州エナジー株式会社(80位)
  • 香川電力株式会社(96位)
  • レジル株式会社(99位)

TOP100圏外へ(5社)

  • 株式会社新出光(4月52位 → 5月圏外)
  • 株式会社エネアーク関東(4月55位 → 5月圏外)
  • 兵庫電力株式会社(4月81位 → 5月圏外)
  • シナネン株式会社(4月88位 → 5月圏外)
  • 株式会社グローアップ(4月96位 → 5月圏外)

まとめ

今回は供給区分(特別高圧・高圧・低圧)別に詳しく分析しました。総合的には、5月は季節要因で低圧が大きく縮小する一方、特別高圧は底堅く、高圧は企業需要の強弱で明暗が分かれる結果となりました。上位では、法人向けに強みを持つ事業者がシェアを伸ばし、家庭向け比重の高い事業者は減少が目立つなど、各社のポートフォリオがそのまま数値に反映されています。引き続き、月次データの変化を追いながら、価格だけに頼らない総合評価で最適な電力会社を選んでいきましょう。

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エネルギー資源が限られた日本において、私たちがこれまでと変わらぬ豊かな暮らしを続けていくためには、新しい電力の「つくり方」と「使い方」を真剣に見直す必要があります。 環境への負荷を最小限に抑えながら、持続可能なエネルギー社会を実現する――それは国や企業だけでなく、私たち一人ひとりが取り組むべき課題です。 今こそ、再生可能エネルギーの可能性に目を向け、賢く選び、スマートに使う。その選択が、次の世代の未来を支える力になります。

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